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【初産で難産】理想のお産とは?命をかけた壮絶過ぎる出産レポート

子宮口全開から緊急帝王切開となった、私の壮絶過ぎる出産。
理想のお産とは何か?現実が理想通りにならないことなんて、出産においては十分有り得るということ、産み方に囚われすぎて苦しい思いをするお母さんが、このレポートを読んで少しでも気持ちが楽になってくれたらいいなと思います。

2019.04.18 更新 /

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【陣痛が始まる】陣痛

〈未知の世界の始まり〉夜中3時頃 陣痛

初めてのお産はなんだかものすごい未知の世界で想像がつかず、母親学級で実際のお産の映像を見た時は感動しながらも余計に怖さが増しただけだった私。

SNSにあった出産体験記のトピックを予定日が近づくにつれて毎日チェックしていました。
どんな風に始まるのか?どれくらいの痛みなのか?ただただイメージしながらソワソワする臨月を過ごしていたのです。

そんなある夜、いつものように布団に横になり寝ていると、なんだかお腹が痛くなってきて取り敢えずどれくらいの間隔で起きているのかを確認して、携帯のメモに残していきました。
うとうと寝ながらも時々やってくる陣痛。これがそうなの?とよく分からずに、痛みはそれほど強くもない。15~20分間隔でやってくる。

〈長い長い戦いの始まり〉22時頃タクシー

夜中から始まったなんとなくの陣痛。強くなるでもなくじわじわ痛いのが朝になっても続き、里帰りしていた私は取り敢えず実家の廊下をひたすら歩く。
歩けばお産が進んでいくような気がして、陣痛が起きていない時はひたすら歩く。

しかしなかなか間隔は縮まない。
痛みは少し強くなったような気もするけど、まだまだ全然話せる痛さ。
生理痛の時の痛みと骨盤がとにかく痛い。
骨が圧迫されているようなどすーんと重いもので押されているよう。

たまたま土曜日だったこともあり、旦那が実家に来ていたのはタイミング的に良かったけど、心配性の旦那は早く病院に連絡したほうがいいと何度も言ってくる。
これがまたしつこくて、陣痛の間隔的にまだ大丈夫!というやり取りを何度もする。

あまりのしつこさ、そして段々と10分間隔になりいよいよ夜の20時頃病院へ電話をする。
割と普通に話す私の様子からまだ大丈夫だと思ったのか、助産師さんから『お風呂に入ってから来てください。』と言われる…えっ?陣痛来てるのにお風呂?!と思いながらも次いつ入れるか分からないので取り敢えず入ることに。
痛みに耐えながらなんとか入り、出掛ける支度をしていよいよ22時頃にタクシーを呼ぶ。

〈大イベントに向けての忍耐〉22時半前に病院到着

病院は実家の最寄駅近くの大学病院でタクシーで5分ほど。
なぜか両親まで一緒に付いてきてタクシー内で『いよいよだな!いつ産まれるんだろうな!』と私をよそに会話をしているのを冷静に聞く。
すでに孫は3人いるのになぜこんなに大イベントになっているんだろう…と思ったのを覚えている。
病院は実家の最寄駅近くの大学病院でタクシーで5分ほど。
なぜか両親まで一緒に付いてきてタクシー内で『いよいよだな!いつ産まれるんだろうな!』と私をよそに会話をしているのを冷静に聞く。
すでに孫は3人いるのになぜこんなに大イベントになっているんだろう…と思ったのを覚えている。

【終わりの見えない陣痛】LDR室へ

〈いざ入院〉22時半頃

病院の夜間受付の入り口から入り、LDR室に案内される。
LDR室とは、陣痛から分娩まで同じ部屋で過ごすことが可能になっていて、陣痛から分娩までスムーズに行うことが出来るので最近の産婦人科では主流になっている。
そこで色んな書類を渡したり、着替えを済ませる。

痛みはくるものの、まだ話せていたので普通にこなす。
モニターをお腹につけられ、陣痛の間隔や赤ちゃんの心拍を確認する。
内診をして子宮口の開き具合を診てもらうと、子宮口2センチ…まだまだ全然なのか…とがっくりする。

〈静かな病室〉夜中1時~朝まで


この日は他にお産で入院した人がおらず、静かな夜だった。相変わらず陣痛の間隔がなかなか縮まらないまま、ただただ痛みに耐える。

両親は1度帰ったが、旦那がそばで付き添ってくれていた。
でも陣痛が来ていない間に単行本を読んでいる姿を見ると内心イライラする。
マンガじゃないだけ良かったのかもしれないけど、積極的な気持ちは感じられない。

私の場合、陣痛が来そうになると息苦しさを感じたので、あ゛~くる…と分かる感じ。
とにかくひたすらゆっくり深呼吸をしてしのぐ。
時々助産師さんが来て、腰のあたりをマッサージしてくれたり、アロマを焚いてくれたり本当に優しくて天使に見える。
助産師さんが来たときは本を読むのをやめる旦那に更にイライラする。男っていざという時本当に役に立たない!とつくづく思う。

〈ついに朝に〉9時頃

朝となり、ほとんど眠れないまま朝を迎える。
先生の内診を受けるがこれまた痛い!『ごめんね~ちょっと痛いけど我慢してね~』と言われながらグリグリされる。
これで陣痛が強くなってお産が進むなら!と歯を食いしばって我慢…子宮口は3センチ…
全然進んでないことに落胆する。

お腹温めてみたり、病院の階段上り下りをしましょう!と進められ、まずはお風呂へ…昨夜入らなくても大丈夫だったんじゃないの?と思いながら言われた通り入ることに。
この時陣痛の間隔は入院した時よりも開いていたように思う。
取り敢えず午前中、とにかく院内を歩いては痛むと休み、歩いては休んで、階段を何度も上ったり、下りたりする。
しかし進まない…
ユラユラ揺れるまたがって乗る木馬のような物があり、それに乗ってみたりして過ごす。

〈病院での二日目の夜〉19時

病院では陣痛促進剤を極力使わず自然なお産を進めるやり方だったので、陣痛促進剤が使われないまま二日目の夜を迎える。

またあの静かな夜を過ごさないとならないのかと思うと気が遠くなる。
予想と違うなかなか進まないお産に旦那も口を挟むように。
間隔が短くならないことには、どうにもならないとようやく察したようで、陣痛の間隔を計ってくれるように。
今更か!とまだ冷静に思う。
しかしこの頃から8分だったり12分だったり、少しずつ間隔が短くなっていき希望が見え始める。

〈二日目も静かな病室〉夜中~朝まで

二日目もとにかく耐える。もう何度陣痛が来たかわからない。助産師さんにLDR室から他の病室に移動する事を勧められる。
体力が落ちてきているから、そっちの方がゆっくり休めるかもとのことだったが、思考能力も落ちていた私はそれを拒否する。

たぶんこの時、他にお産で入院する人が来るかもしれないから、その時の為に私を移動させたかったのだと思う。
そこまで気が回らず、ずっといた部屋から移動したくないとワガママを言ってしまう。
助産師さんは絶対困っていたに違いない。

今思えば、この時環境を変えるのも1つの手だったと思う。取り敢えず体力を回復させる為に眠くなる薬を飲んで休んでと言われて薬を飲む。
うとうとしながらも陣痛はやってきて、半分寝ながらも陣痛が来るたびに目を覚まして寝た気がしない。
初産だから時間がかかるのは仕方ないと言い聞かせてとにかく耐える。

〈ようやく動き出す〉9時頃

今日もまた先生の内診を受ける。陣痛の間隔は7~8分になっていたものの痛みは強くならない。
内診の結果、子宮口は5センチ…あんなに耐えてもまだ半分。
もう訳が分からない。今朝もまたお風呂に入ってお腹を温めましょう!と勧められ、準備をしてお風呂の前にトイレに行く。
すると下着が少し濡れていたので、念のため助産師さんに報告する。

破水検査の結果、高位破水していることが判明する。
菌が入るといけないので、お風呂に入れなくなる。
この日の朝ご飯はまだ食べられたが、痛みかたが今までと違うような気がしていた。

〈やっと間隔が縮まる〉11時頃

長かった陣痛もこの頃から段々と強くなってくる。
間隔も4~5分、3~4分となってきて、痛すぎてどうしようもない。
やっとテニスボールが登場する。
ようやく旦那の出番到来!『旦那さん、痛がったら強くここをボールで押してね!』と助産師さんに言われて必死にやってくれる旦那。
でも全然押しかたが甘い。
『違う!そこじゃない!もっと強くして!』と暴言を吐き始める。
子宮口7センチ…こんなに痛いのになんでまだ7センチ?!と怒りがこみあげる。

〈1番辛かったいきみ逃し〉12時頃

陣痛の間隔が3~4分、2~3分と短くなってくる。
この頃モニターがすぐに外れてしまうほど痛みに耐えられずつい身体を動かしてしまう。
ゆっくり深呼吸!!と自分に言い聞かせても思うようにいかない。

旦那も腰の押しかたが段々と上手くなってきたが、毎回力強くやっていたので疲れが見えてきていた。
『少し体勢変えましょうか?』と助産師さんに言われ、前日に乗ったゆらゆら木馬のような乗り物にまたがることを試みるが、少し移動するのも痛みでかなりキツイ!
なんとかまたがり揺れながらも、痛みでつい力が入ってしまうのをこらえるこの“いきみ逃し”が本当に辛かった!
何度『我慢してね~!』と言われたことか…

そしてずっととにかく、この乗り物に身を委ねてゆらゆら揺れていたら、ここで破水をする。
それがこの時もうパニックになっていた私は、『何か出ちゃいました!すみません!汚してしまってすみません!』とひたすら謝る。
破水したことさえ分からない位、今まで感じたことのない痛みに悶絶する。

〈陣痛促進剤〉12時半頃

あまりの痛さにいつ促進剤が打たれたのか記憶がないのだが、後々なかなか進まないお産を進める為に陣痛促進剤を入れる判断を医師がしていたことを知る。

そしてようやく子宮口が全開になる。
いきみ逃しからやっと脱することが出来たと思うと、あともう少し!と希望が持てた。
『いきんでいいよ!』と言われていきもうと踏ん張る。
しかし体力が限界でなかなか力が入らない。

1~2分の間隔の陣痛は休む暇さえ与えてくれない。
次々とすぐに次の陣痛がやってくる。
本当に死んでしまうのではないかと思って、助産師さんを呼んで!と旦那にお願いする。
パニックも絶頂へ。忙しいからすぐに呼ぶのは良くないよと旦那に言われたけど、この時確実に旦那よりも助産師さんに頼っていた。
ナースコールを押したらすぐに助産師さんが来てくれて、手を強く握ってもらう。
『助けて!助けて!』と言いながら一緒に呼吸をして励ましてくれる。

この頃、助産師さんや医師が何やら私の足もとで集まって話し出していた。
裏で話し合いが行われ、緊張感が漂う。

ここでまさかの事実を告げられる。
『赤ちゃんの顔の向きが逆になってる。今はいきむのを我慢してね。赤ちゃん苦しくなっちゃうからね。』と言われる。

でも、いきんでいいと言われたのをもう我慢なんて出来ない。
いきみたい!と思った頃には陣痛が来ているし、誰もいない時に我慢が出来ずいきむ。

この時、お産をどうするのかの話し合いが行われ、助産師さんは赤ちゃんの向きを変えて自然分娩をさせたかったが、このままでは私と赤ちゃんの命が危ないと医師が判断し、緊急帝王切開が決まった。

〈緊迫するLDR室〉13時頃

手術が可能かどうかバタバタと動き出し、私と旦那に説明がされる。
もうこの痛みから早く解放されたくて『切って下さい。』とお願いする。

予定帝王切開がたまたま終わったところで、手術室が空いていたこと、月曜日だった為医師がいたことなどの偶然が重なり、すぐに手術の準備をすることが出来た。

一気に、左手は点滴、右手は採血、そして麻酔なしで尿が出る場所に管を刺される。
これが陣痛とはまた違った痛さ!もう止めて!痛い!と叫ぶ。
そしてさらに陣痛の痛み。
もう訳が分からないまま、なされるがまま…
酸素吸入器もつけられ、少し呼吸が楽になる。ずっとずっと付き添ってくれた旦那に申し訳なくなり、『ごめんね…』と謝っていた。

その間も1~2分くらいの間隔で陣痛。
もう誰も陣痛のサポートをしてくれないので、もがきながら早く助けて!と、とにかく思う。

〈エレベーターで移動〉13時半頃

ストレッチャーで運ばれ、麻酔科の先生も一緒に来てエレベーター内で挨拶をされる。
あとどれくらいこの痛みが続くのかを知りたくて、手を掴んで『あとどのくらいですか?痛い!!』と訴える。
『もうあと少しですよ。』と言われ、とにかく耐える。
この麻酔科の先生に偶然にも二人目の手術の時にもお世話になるとは…

〈手術開始〉14時頃

ようやく背中あたりに麻酔され、嘘のように痛みが遠退いていく。
しかしお腹を出していることや麻酔の影響でとにかく寒い。
ガタガタと足や上半身が震える。

ここまでの道のりを思い出し、とにかく無事に生まれて欲しいと願いながら、手術が行われていくのを冷静に待ち続ける。
麻酔は全身ではなかった為、先生の声も聞こえるし、時々気にかけてくれたのが安心出来た。

〈無事に出産〉14時49分

手術が始まって約30分後くらいにようやく産声をあげ、無事に出産が終わった。
ものすごくホッとして自然と涙が出てくる。
性別を聞いていなかったので、助産師さんが『元気な男の子ですよ。』と大事なところを見せてくれたけど、手術の為にコンタクトレンズを外していた私にははっきりと見えなかった…でもとっても元気で安心した。

〈初めてのお産を終えて〉

こんなにも長く陣痛が続いて、まさか帝王切開になるとは思っていなくて、術後病室に運ばれてから、あそこまでいって下から産んであげられなかったことを悔やみました。

理想のお産のようなものをイメージしすぎて、そこからかけ離れたお産になったことを受け入れられませんでした。
助産師の主任さんに『よく頑張ったね。二人産んだようなものだよ。』と優しく言ってもらって涙が止まりませんでした。
産後しばらくは、なかなか受け入れられなかったけど、帝王切開を判断した女医さんによれば、長い微弱陣痛によって子宮が圧迫されていて、赤ちゃんがそこを避けていたからなかなか下りてこられなかったこと、早くに促進剤を使っていたら子宮破裂していた可能性があったことを伝えられました。
そうしたら、赤ちゃんも私も助からなかった…とも。
『赤ちゃんが助けてくれたのかもしれないね。』と言われ、この女医さんの判断がなかったらどうなっていたんだろう…と少し受け入れることが出来たのをよく覚えています。

帝王切開は安全にお産をする為の方法の1つで、立派なお産なのだと、自然分娩と同じように手術台でお母さんは命をかけているのだと思います。

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